あえて言うならそういう「オバサン」が本当に知りたい情報や、 ここに居ても良いんだと思えるような等身大の居場所は、案外少ない。
SNSでキラキラしている誰かの暮らしを垣間見るのもいいけれど、 ふつうの私のふつうの毎日は、あれが現実じゃないことも知っている。
盛りもせず、下げもしない、リアルで正直な本音トークがここにはあるから、 幸せの借り物競走から抜け出したら、一度ここをのぞいて欲しい。
あなたの思っていること、ここでこっそり笑い飛ばしてください。
老舗の鰻屋さんが、タレを注ぎ足しながら秘伝の味を守るように、経験や出会い、失敗や喜び、重ねてきた心のひだは、その人だけが出せる深い味になっている。
“ウナタレ”とは、そんな“時を重ねてきた大人”のためのウェブマガジン。
人生100年時代のようやく折り返し地点に立った私たち。 さぁ、これからの数十年をどう過ごしていこうか。 経年変化するカラダのことだけを話題にしたい訳じゃない。 若い頃と変わらずお洒落だって楽しみたい。 もしかしたら、恋をする機会もあるのかもしれない。 とはいえ、“推し活”に勤しむ時間も、年老いた親の介護も大事な人生の1部。 妙齢の女が集まって話せば、すぐに「井戸端会議」なんて揶揄されてしまうけれど、もう人生折り返しの私たち。思う存分、語り、笑い、共感しあえる場所があってもいいのでは?
でも、私たちおばさんが本当に欲しい情報、ここに私は居ても良いんだと思えるような等身大の場所は、案外少ない。 キラキラしている誰かの暮らしを垣間見るのもいいけれど、普通の私の普通の毎日はあれが現実じゃないことも知っている。 長く生きてるからこそ浮上する、あんなことも、こんなことも、 乗り越えてきた同胞の声がここにはある。 盛りもせず、下げもしない、正直な情報がここにはあるから、 幸せの借り物競走から抜け出したら、一度ここをのぞいて欲しい。
マガジンと言っても、単に「読むだけ」「見るだけ」ではなく、時には一緒に声を上げて新サービスや商品を作ったり、未来へバトンを贈る、そんな一役にもなって欲しい。 若さのようなエネルギーは少ないけれど、変化の激しい世の中を生きてきた私たち世代は、これからの高齢社会を照らしていく大事なプレイヤーになると信じています。 時間を、経験を、出会いを重ねてきたからこそのあなたと一緒に、クスッと笑って、愛しい明日を迎えましょう。
「年齢とは単なる数字」とは言うものの、本当にそうでしょうか。 「年齢」に固執する必要はないけれど、「重ねてきた時間」は実はとても尊く、美しいものなのでは? 私事ですが、先日、47歳で「閉経」しました。 これは例えようがないのですが、断乳した時とも、離婚した時ともまた違った「1つの時代の終焉とはじまり」のようなものを感じました。 時に煩わしいと思う存在ではあったけれど居なくなってみて分かる、結構、大事な奴だった、みたいな。 でも、更年期による体力の衰えは感じる一方で、これからの人生は、益々、豊かに、そして面白くなるのではないか、と、新しい世界のはじまりに心が躍る自分がいたのも事実。 長らく私たちは、法人や企業の主に「ママ向け」の新商品やサービスの開発やマーケティング事業に携わってきました。 しかし、自分が現役のママから卒業しつつある今、いわゆる「オバサン」の人生の質を上げるべくお手伝いをしたいと強く思うようになったのです。 若い頃のようにがむしゃらに頑張ることは難しいけれど、ここに至るまでの人との出逢いや経験から紡ぎ出される心の機微、自分だけの物差しや、美しいもの、面白いものを見わける眼力は、きっと明るい高齢社会の一役になるはずです。 そして、自分自身が、その境地に立たされた時に、あまりにも「オバサン」世代のための情報が少ないことに気づき、この度、“注ぎ足すほどにうまくなる 加齢応援マガジン ウナタレ”を誕生させる運びとなりました。 誰しも平等に歳をとり、そして年月は自分自身を育ててくれるもの。若さに過剰に固執せず、歳を重ねることを悲観せず、ぜひ、一緒に幸せに歳を重ねる楽しみや喜びを味わっていきましょう。