ひねりの効いた変化球おせち「松風テリーヌ」
クリスマスも終わって、一気に街はお正月モードですね。2023年はいろんな意味で大変革な1年でした。やりたいことや人間関係の整理の年でもあったような・・・。ウナタレのみなさんにとって2023年はどんな1年でしたか?
こんにちは!ウナタレ編集部ウナギタレ子です。SNSで「今年もおせち、作ってまーす!」なんて投稿に少々、ビビってるんですけど、え?みんな、おせちって手作りしてるの?
でも、とあるアンケートによると「完全手作り」派は15%ほど。意外に少数派なんだそう。一方で、「お取り寄せおせちを購入する」派は30%にのぼって、完全手作り派の2倍もいるんですって!だよね?だよね?
で、最も多いのが「一部手作りする」と答えた人で、全体の55%。我が家もまさにコレ!タレ子以外、おせち苦手な家族だからお重はいらない。でも、ちょっとはお正月気分を味わいたいじゃない?なので、毎年、1、2品だけおせち料理を作っているのです。
ということで、今年最後のウナタレコラムは、
簡単だけど、ちょっとひねりの効いたお洒落レシピの権化、料理研究家のむらきじゅん先生にちょっと変化球のお節のレシピをご紹介してもらいましょう。
むらき先生!今回もよろしくお願いします。
はーい!料理研究家のむらきじゅんです。クリスマスも終わり、一呼吸、という方も多いかなと思いますが、これから大掃除やお正月の準備など、大人はずっと忙しい年末年始ですね。
さてそんな中、本日は、普通のおせちに飽きたなぁ!という方におすすめの”松風”のアレンジレシピ。おせち料理の縁起物の一つ「松風焼き」は、みなさん、ご存知ですかね?
表面にだけケシの実をまぶし、裏には何もない状態のものであることから「裏のない、隠し事のない正直な生き方ができるように」という意味が込められています。
今回は、その「松風」の形状を模して洋風のテイストを盛り込んだレシピです。軟骨の歯ごたえが後を引く、意外に簡単な1品。いつものおせちに飽きたな、という方にもピッタリです。
“松風テリーヌ”
【材料】
小さめパウンドケーキ2本分 鶏ももひき肉 300g ヤゲン軟骨 100g 絹豆腐 100g(1時間ほど水切りする) 卵 1個 塩 小さじ1.5 白味噌 大さじ1 酒 大さじ1 玉ねぎ 1/2個 にんにく ひとかけ 米油 大さじ1 おからパウダー 15g 松の実 15g かぼちゃの種 10g ブラックペッパー 小さじ1/2 乾燥イタリアンパセリ 小さじ1 けしのみ、大葉、きんかん 各適量
ウナタレの皆様、どうぞお試しくださいね。
むらき先生、ありがとうございました!これ、絶対、ワインに合うやつ!!タレ子も作ってみます。
来たるべく2024年がウナタレの皆様にとってより良い一年でありますように。そして、正直者の情報源、加齢応援マガジン「ウナタレ」であり続けるためにも、「裏のない、隠し事のない正直な生き方ができるように」という想いを込めて、「松風テリーヌ」をいただくことにします。
どうぞ皆様、良いお年をお迎えください!
[この記事を書いた人]むらき じゅん
料理家(ELLE gourmet 公認料理家)・フードクリエイター・食空間デザイン&スタイリスト パリ・リッツエスコフィエにてキュイジーヌのディプロマを修了後、自宅キッチンスタジオにて料理教室を主宰。美容食学とスーパーフードを学び、現在は主に雑誌やメディアなどへのレシピ提供、企業のレシピ開発、フードスタイリング、テーブルスタイリングなどを行う。
■むらきじゅん公式サイト【Super Beuty Recipes】
https://superbeautyrecipes.com/
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