NEW TOPICS

  1. HOME
  2. ブログ
  3. COLUMN
  4. ストレッチゾーンにいる人たちのヒリヒリ感に心が動く

ストレッチゾーンにいる人たちのヒリヒリ感に心が動く

忙しい私の心の支え

今週と来週、めちゃめちゃ忙しい。

4月限定の季節労働(新入社員研修講師)を引き受けたから。
初日は受講者が70名もいる。ああしんど。まじしんど。

そんな私の心の支えは推し活だ。

ジャニーズのグループ「SixTONES」のジェシーが好きなのだけれど、どちらかというと事務所推しで、ジャニーズ事務所所属のグループ同士のわちゃわちゃが大好物。

言ってる意味わかるかな。
わかんなくてもいいや。
このまま行きます。

彼らのどこに惹かれるのか

一番はヒリヒリ感。

大勢いるジャニーズジュニアの中で、頭ひとつ抜け出ないとグループには入れない。
グループに入れても人気が出なければ、メディアに露出されない。
グループの人気が出ても、自分達で直談判しないとデビューまで漕ぎ着けられないことも。

King & Princeは、センターの平野紫耀がジャニーさんに直談判してデビューに漕ぎ着けた。
「YOUなにが言いたいのかわからないよ!」
とジャニーさんに怒られ、焦ってしどろもどろになりながらも、どうしてもこのグループでデビューしたい!と強く懇願した平野紫耀の根性はすごいと思う。

SixTONESは「このメンバーで1曲だけ歌わせてほしい」と直談判して、反対していたジャニーさんをなんとか説得して作ってもらったグループ。
仕事が激減して事務所を辞めようとしていた仲間をジェシーが引き止めた。
自分は仕事が増えてプッシュされていた側だったのに、このメンバーでやりたいからと、腐っていたみんなに声をかけた。かっこいい。

SixTONESは、グループ結成からデビューまでの道のりも長く、途中、後輩のKing & Princeが先にデビューを決めた。
デビューできていない彼らが、後輩キンプリのデビュー曲「シンデレラガール」をテレビで歌わされる。
世間に見つけてもらうための大チャンスであり、同時に屈辱でもある。彼らの心中たるや。

ビジュアルの良い男の子たちが、それなりに歌って踊って、おててふりふりファンサしていればデビューできるってわけじゃない。
辞めていくジュニアのほうが圧倒的に多い。
グループ結成まで漕ぎ着けたのに、デビューできなかったグループもたくさんある。
みんなホント苦労人。

SixTONESの京本大我がラジオで話していたこと。(父は京本政樹)
「芸能界で成功するのは、並大抵のことじゃないと覚悟して入ったけど、想像していた以上だった」

ヒリヒリしている人に憧れる

いま、わたしの周囲を見渡したときに、彼ら以上にヒリヒリしている人がいない。
みんなコンフォートゾーンにいる。ときにまわりの誰かを批判しながら。
一億総コメンテーター時代。

エラそうに言うオマエはどうなんだ?
自分自身に問いかける。

確かに、70名相手の新入社員研修は、体力的にも精神的にもかなりハードではあるけれど。
無事に務められるか?なにか失敗しないか?ものすごく緊張もしているけれど。
でも実はこなせることを知っている。どんなトラブルにも対応できるのは、自分が一番わかっている。
これまでの経験から。研修講師を育てる立場にいた私が、こなせないわけがない。
単にむやみにビビっているだけ。

そこストレッチゾーン?

いえ、すみません。
限りなくコンフォートゾーンです。安全地帯です。おもいっきり安パイです。

毎日がつまらない理由

私はいま、わりと結構、毎日がつまらない。
理由はわかってる。
失敗を恐れ、リスクを取りにいく勝負をしていないからだ。新しいことに挑戦していないから。

SixTONESを推しはじめて8ヶ月。
今月、彼らのドームコンサートに行く。
凄まじい当選倍率の中で見事当てた。

2020年にCDデビューを果たした彼らの、次の目標がドームだったと思う。
ひとつひとつ着実に夢を叶えていく彼らには尊敬しかない。
日々、SNSの書き込みと文春に怯えながら、どれだけのものを犠牲にしているのだろう。

たぶん彼らがステージに登場してきたと同時に泣くだろう。
いま、これ書きながらもう涙目。

良かったねー
何度も諦めようとして、事務所辞めようとして、でも踏ん張って踏ん張って、ドームまで辿り着けて良かったねー

彼らのデビューに至るまでの生き様を見せてもらっているのに、自分がなにも行動を起こさないのはださい。

私がドームで彼らから受け取りたいのは、ファンサじゃない。元気でもない。そんなのはいらない。

もう無理じゃね?と思えることに果敢に立ち向かう力。諦めない心。リスクを取る勇気。

そういうものをもらいに行ってこようと思う。

ドームが死ぬほど楽しみ。

satochan


[この記事を書いた人]さとちゃん(SATO-CHAN)

1973年早生まれ ウェブまわり仕事のフリーランス、ブロガー
オーシャンビューな部屋で猫とふたり暮らし
性格→意地悪
茅ヶ崎カーストについて赤裸々に書きすぎて炎上したブログはこちら
https://ouchigohan.club/chigasaki/3121

◆コラムの感想やコラムニストへのメッセージはウナタレ 「友の会」コラムニストの部屋にて。
わかる、わかる!とコラムを読んで共感したあなた、友の会でお待ちしております。
コラムニストの部屋
https://tomonokai.unatale.com/category/columnist/

関連記事