高級化粧品以上に潤いをもたらす「日本酒」のススメ
お酒とスイーツの二刀流のウナタレライナー、深野ちひろです。
WBCの興奮さめやらぬ日本列島。勝利の美酒に酔いしれた方も多いのではないでしょうか?ということで、今日はお酒の方のお話をさせていただきます。
最近なにかと悪者にされがちな”お酒”ですが、みなさま、お酒は飲まれますか?
昔から「酒は百薬の長」といわれてきました。
実際に、適度な飲酒は心臓病やガン、骨粗しょう症などの発症リスクを下げるというデータもあります。あくまでも”適度な”ですが。
中でも日本酒は、お酒の中でも特に多くのアミノ酸を含みますので、多くの生活習慣病の予防にも有効だといわれています。
胃を丈夫にして、食欲を増進させる効果もあるようです。またアルコールには、血管を拡張して血液の通りを円滑にする働きがありますので、リラックス効果があるとされています。
コップ一杯の日本酒を飲めば、お風呂で半身浴を30分したのと同じ効果があるともいわれています。
さらに女性に優しい日本酒。高級化粧品で知られる、「SK -Ⅱ」のCMを覚えていらっしゃるでしょうか。
日本酒に含まれるコウジ酸には、シミやほくろの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きや、保湿効果があるともいわれていています。
つまり日本酒を飲むと、血行がよくなり、筋肉がほぐれ、カラダ全体に栄養分がいきわたり、肌のツヤも増すということです。 とはいえお酒を飲む方はどんどん減っています。
特に日本酒のイメージはあまりよろしくない。
とある調査によると、日本酒のイメージは「伝統的」と答えた方が最も多く、「大人向け」「悪酔いする」「香りがよい」「男性向け」などが続きます。
日本酒を飲む方に、飲みたいシーンを聞いてみると「休日の夜」「休日の前日」が各3割強、「旅行先」「特別な食事」「食事を楽しみたい」「家」「普段の食事」「友人知人などが集まった」が続いたそうです。
やはり、古臭くておやじのお酒という印象を持っている方もまだまだ多いようです。若い頃、安いお酒を無理やり飲まされた経験がある方もいらっしゃるでしょうか。
日本の年中行事にはお酒がつきものです。
お正月には延命長寿のために「お屠蘇」を飲みますし、季節の境目には「酒盛り」をして骨休めをしていました。
平安時代の政治はすなわち”祭事”であり、その際のハレの日の食事としてお酒は不可欠のものでした。花見、月見、雪見、のように四季折々の自然を愛でるときもお酒は欠かせません。
神社にお酒をお供えし、結婚式では三三九度をし、家を建てるときは酒を使って儀式をします。と思うと、日本酒は日本人の生活に根ざしている日本文化なのです。
さて、今年の花見は日本酒でしっぽりというのはいかがでしょうか。
お酒は、お肌に潤いを与えるだけでなく、コミュニケーションを円滑にしてくる効果もありますよ。
とはいえ、花見はシャンパンでしょ。というあなた!
特にウナタレ世代はバブル経験者、あるいは、バブル期の先輩の背中を見て育っているでしょうから、やっぱり華やかな「泡」が好きと、いう方が多いかもしれません。
・・・あるんですよ。日本酒にもすばらしい”泡”が。
かつての日本酒の発泡酒というと甘くてべたっとしていましたが、進化しているんです。
シャンパーニュと同じ、瓶内二次発酵で作られた日本酒もあります。
私のイチオシは、宮城県の新澤醸造店さんの「愛宕の松 Sparkling」です。
https://niizawa-brewery.co.jp/item/1262/
関東の桜はこの週末が見頃かしら?キリッと冷やして、シャンパングラスでどうぞ。適度なお酒で益々、元気になっちゃいましょ。
[この記事を書いた人]深野ちひろ(Chihiro Fukano)
大卒で13年間の会社員生活を経て独立、自分探しの旅のあと、起業して10年。ネット発信のサポートや、数秘を使ったコンサルを行う。現在は、アラカン女性のサードプレイスとなるべくオンラインコミュニティを主催。モンブランとシャンパンと京都が好きで、noteのスイーツランキングの記事が、プチバズり。
▼note https://note.com/chocolat22/