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2500円で20歳若くみられる方法

どうして私達女性は、いくつになっても1歳でも若くみられたいと思うのでしょうか?
フランスには「女とワインは古いほうがよい」ということわざがあります。


パリの街でブランド物を颯爽と着こなすマダムは、それだけで絵になります。

「女の人生は45歳から!」と言ったのは、美容界のカリスマ・佐伯チズさん。私は、女の人生は60歳からだと思っていますが。

その一方で、日本では「女房と畳は新しい方がいい」なんて言われています。
まあそれはお互い様のような気もしますが、どうみても日本人は若い方が好きらしい。


熟成した方が味ができるのよ、と口では言ってみるものの、内心では1本でもシワは消したいし、白髪は隠したいと思ってしまう。

というわけで、”若見え”はウナタレ世代には重要なテーマではないでしょうか。

あるんですよ。たった2500円で、20歳若くみられる方法が!
兵庫県東加古川にある「タダシ美容室」です。


北原正さん(通称タダシ)という男性が一人で切り盛りしている美容室なのですが、彼はその女性が最もきれいに見える髪型にしてくれるのです。

肩幅とか、顎から耳までの長さの比率などを見て、デザインするのだそうですが、ボリュームをつけるポイントを上げることで、横顔のラインがすっきりして、その結果”20歳若く”見られるそうなのです。


そのカット代が2500円。 ちなみに、お客さんの注文は聞いてくれません。
また予約もできません。
しかも、東加古川! 東京から行くとしたら1日がかりです。


かなりの覚悟をもっていくことになるので、”人生を変える美容室”とも言われています。


まあたしかに、20歳も若く見られたら行動も変わってくるでしょうから、人生変わりますよね。

お店は、プレハブ小屋のようなかんじです。シャンプー台が1つと、カット用の椅子が3脚。あと店内は、壁一面と天井にまでお客様の名刺とかメッセージが貼ってります。

まるで占い部屋のようです。メッセージを書くカードと貼るための棒は、ちゃんと用意されています。

タダシは、若い頃はパリの高級ホテルで、女優さんのヘアカットなどもしていたようです。

今も日本の美容室のグループの理事のようなことをしていて、後輩に技術指導をしているようです。

そうとうブイブイいわせていたようなのですが、今はアシスタントもつけずに気ままにやっています。
とはいえ、噂を聞きつけて、世界中から人が集まってくるらしいですが。

メニューは、カット、パーマ、ヘアダイ。ヘアスタイルはお任せですが、一応、どんな仕事をしているのか?着物は着るのか?などは聞いてくれます。

とはいえ、その方が入ってくる様子で髪型のイメージはできているそうですが。そうそう。顔剃りもやってもらいました。顔ダニが取れるらしいです。


That’s タダシ・スタイル

カットの腕もいいのですが、もうひとつのタダシの魅力はトークです。

人と接する仕事なので、脳科学や解剖学の勉強も相当しているようで、脳の使い方とか、ものの捉え方とか、人生をよくする話をしてくれます。

前回は、なぜか、どうしたら稼げるかという話をしてくれました。あと、運がいいとタダシにしか書けないというなんとか文字を書いてくれることもあるようです。

混み具合は日によります。営業は10時からです。8時前に行かないとダメかもという話を聞いて、私は8時前から並び始めましたが、9:30くらいまで誰も来ませんでした。

お店はシャッターが閉まっていますが、実は鍵がかかっていないので、勝手に開けて中に入れます。


ですから帰りの時間が気になる方は、なるべく早く行って、中でくつろいていると良いと思います。ちなみに常連さんは、早く着いたら掃除をして、クリーニングが終わっているタオルを畳んだりして準備をしています。

ただ、一番に行ったからといって、早く終わるわけではないです。タダシのやり方は、6〜10人くらいをグループにして、全員シャンプー→カット→ブローと進めていきます。

だから、一番乗りで行っても、みんなのシャンプーが終わるまで、カットしてもらえません。


続いて、全員のカットを順番にするのですが、一人のカットをまわりでみんなが見ている感じです。その間、タダシはずっとみんなに向かってしゃべっています。

途中で、飴とかお菓子が配られたりします。私の場合は8時に行って終わったのは13:30くらいでした。実はぎりぎりで最初の10人に入るのが一番効率がいいのかもしれないです。

私が行った時は出足が遅くて、10:30くらいに行けば第一グループに入れた感じです。

私は帰りの飛行機の時間が気になって、ずっとそわそわしていましたが、もし行かれるのであれば、終わりの時間を気にせずに、”タダシとの時間を楽しむ”というスタンスで行くことをおすすめします。

そうすれば、いろんな方とタダシとの会話をゆとりを持って聞くことができます。


以上、2500円で20歳若くみられる方法でした。

深野ちひろ


[この記事を書いた人]深野ちひろ(Chihiro Fukano)

大卒で13年間の会社員生活を経て独立、自分探しの旅のあと、起業して10年。ネット発信のサポートや、数秘を使ったコンサルを行う。現在は、アラカン女性のサードプレイスとなるべくオンラインコミュニティを主催。モンブランとシャンパンと京都が好きで、noteのスイーツランキングの記事が、プチバズり。
 ▼note https://note.com/chocolat22/

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