最近、感動した? 脳が疲れている大人に「焚き火」が必要な理由
スマホ社会が脳疲労を加速している
ラジオを聞いていたら、ゲストの精神科医がこんなことを言っていた。
人はボーッとする時間がとても大事である。
なぜなら、ボーッとすることで
脳を休めることができるからである。
脳も筋肉と同じで使い続けていると疲労する。
SNSやyoutubeで生活が便利になっている一方で、
SNSやyoutubeがあることで脳が休まらず
慢性的な脳疲労を起こしている人が多い。
概ねこのような内容だったと思う。
脳は休んでいる時間に情報を整理するそうだ。夜、仕事や勉強で捗らなかった作業が、朝取り組んだらサクサク終わった、なんていう経験、誰でもあるだろう。スマホ社会を生きる我らの多くが脳疲労を起こしている。脳が疲れすぎると、前述のように、脳が情報整理できず、頭がモヤモヤする。また、機能を低下して脳を守ろうとするらしい。
機能低下って、つまりは五感を鈍らせるってことだ。美味しい〜とか、美しい〜とか、愛おしい〜とか、心が動かなくなる。これは幸福度と直結しているからして、そういえば最近、感動してないかも…というアナタは今すぐに脳にご奉仕しなければならない。
脳を休めるために何をすればいいのか
ボーッとするための手法は日常の中でも見つけられる。例えば散歩するとかお風呂に浸かるとか。おばキャンがハマっているピラティスも「動く瞑想」と言われていて、背骨を3Dに動かしていく際に一骨一骨に意識を向け続けることで没入感があり終わった時には脳がスッキリしている。
他にも、プールで泳ぐことで音を遮断するとか、逆にクラシックやJAZZなど歌詞のない音楽に浸るとか、自分にあった方法を見つけると良いと思う。
個人的には、このラジオを聞いてなぜキャンプに行きたくて行きたくて仕方ないのかがわかった。圧倒的な自然を前にした時、焚き火を見ている時、思考から解放されていたのだ。キャンプから帰宅するや否や、次のキャンプ場を物色し始めるのは脳が欲していたからなのである。特に焚き火においては、
- 炎の美しさ
- パチパチという爆ぜる音
- 木や煙の香り
- 煙や風の肌触り
- 焚き火料理
などなど、大いに五感が刺激される。
人は火とともに進化してきた。暖が取れるようになり、食材を調理できるようになり、外敵から身を守ることができ、火がシンボルとなって人々が集う。
火は人々を守ってきた。DNAレベルで火を見ると安心するのが私たちなのである。あ〜焚き火したい。せっかくなので、脳疲労の自覚があってもなくても、一緒に焚き火を囲んで共にリトリートできたらいいなと思い、「焚き火リトリート」なるイベントをスタートした。
気軽に焚き火を楽しもうというのがコンセプトなので、鶴見川(横浜)の河川敷で、昼焚き火。
共同主催者は焚き火を語らせたら右に出るものはいないこうちゃん、地球防衛軍の結成を目指す樹木医の山さん。めっちゃ面白いのでぜひ会いに来て欲しい。
夜もいいけど、昼もなかなかいい。ピンと来た方はFacebookの「焚き火リトリート」グループページへご参加を。イベントの詳細や焚き火に関する小咄などを見ることができます。
▽「焚き火リトリート」Facebookグループ
https://www.facebook.com/groups/431561856217605
[この記事を書いた人]おばキャン(Obachan-camp)
毎月1〜2度のソロキャンを楽しむアラフィー。離婚を機に、仕事仲間(女子)と中学生の息子と職住融合生活。起業して19年目。働く女性のハッピーキャリア&ナチュ婚を支援する学校を主宰している。
ソロキャン活動はtwitterで発信中。@obachan_camp