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口に出したら動き始めた

今年は新年早々いい事づくめで、完全に“風が吹いた”と感じている。やってきた最高の波を捉え思い切りパドリングしてスイッと波にならなければならないタイミング。若い頃サーフィンをやっていて本当によかったわ。今の私の最大の関心事は「絵を描くこと」であり「ペットの肖像画の注文制作をすること」なので、波に乗るのもこのジャンルのこととなる。年が明けて10日の間に3件の注文を頂いたのは幸先の良いスタートだった。

お正月に友だちを招いて新年会を開いた。前年に、国際的な芸術文化交流の発展や向上に活躍・貢献する「後世に伝えるべきアーティスト」に贈られる「L’ÉTOILE DES ARTS—芸術の星」の認定を受け、作品が掲載されている本が届いていた。思えば、今回のラッキーはこの時から始まっているのかもしれない。その話をしながら「夢はパリの個展」なんて話していたら、みんなが大いに応援してくれたので、気分を上げるためにAIでその画像を作ってFacebookにアップした。ついでに個展のレセプションでのフランス語の挨拶まで考えた。これを暗記して、本番ではスラスラとフランス語で挨拶するわよ。すっかりその気。友だちは皆「予祝だね」と喜んでくれた。

とはいえ、海外での個展は現地に知り合いでもいない限りなかなか難しい。ギャラリーも知らないし、誰かに間に入ってもらわないと言葉の壁もある。ところがです。新年会に来た友だちが「パリで展覧会をやっている人がいる」と、ある女性を紹介してくれたのだ。話を聞いたら、条件さえ整えばこの春にでもパリで展示できる。その気になればいつでも! いやぁ意外と近いわ、パリ。なんでも口に出してみるものだ。

彼女は自身も絵を描く人で、さる有名人にも作品をお迎えいただいていると公言している。ビッグネームを聞くと、芸能人に疎い私でも「へえ、そうなんだ」と思う。そこでふと思い出した。すぐ近くに住む従兄は定年までマガジンハウスに勤めていて、芸能担当だったことから今でもよく芸能人とご飯を食べに行くのだ。それで「誰か紹介して」と頼んだらあっさりと紹介してくれた。それが岩崎裕美さんと松本伊代さんだった。岩崎宏美さんは、2月の終わりに開催する5年ぶりの個展にも来てくれるという。やったね。次の目標は「芸能人御用達」か?

そもそも人生には波があって、上がったり下がったりする。下がっている時にジタバタしてもどうにもならないことは長い経験上わかっている。その代わり、風が吹いたと思ったら全速力で波に乗る。その時に周りの人を巻き込んでに協力をお願いするとさらに上手く回るのだとこの歳になって実感した。今まではなんでも自分の力だけでやろうとしていたけど、思い切って「協力して」とお願いすると展開が変わる。そりゃ、そうだ。自分の人脈や力には限界がある。

この前、初めてちゃんと手相を見てもらった。そしたら私ってすごくいい手相なのよね。1000人に1人といわれる最強の線「覇王線」が両手にあり、2人分の生命力・スタミナを持ち身体的・精神的なタフさをもつ二重生命線も両手にあり、人気を表す金星帯があり、先祖の守りや強運に恵まれる仏眼があり、これまた1000人に1人といわれるファティマの目(聡明紋)がある。最強じゃない? さらに今年の節分で2年間続いた天中殺が明けた。そのタイミングでの良い流れ。これは「行け!」というサインでしょう。

20代の頃、街角で四柱推命を見てもらったら、「大器晩成」といわれた。20代の私にとって「大器晩成」はガッカリするような言葉だった。ずっと先の未来より今の方が大事な年頃だったから。でも、60代後半の今、本当に大器晩成型だったのだと納得する。だって、私が日本画を始めたのは60代になってからだし、ペットの肖像画を始めたのはたった5年前。これはなかなか面白い展開じゃないかな。

振り返ると、50代はフランス語とフランス人三昧の10年間だった。今思い返してもドラマチックで楽しいったらない。そして、6年半付き合ったフランス人と別れてアーティストになったのが60代。これがまた楽しくて仕方ない。この調子で行くと70代には何が待っているのか、もはや楽しみでしかない。

やまざきゆりこ


[この記事を書いた人]やまざき ゆりこ

娘2人がまだ幼い30代前半のときに在宅ワークができるという理由でコピーライターになる。同時期に、伯母の勧めで書と墨絵を始め、以来文章を書くことと絵を描くことがライフワークに。6年前、思いつきで始めた日本画で色の世界にハマり、コロナ禍のおうち時間に身近な動物を描いていたらいつの間にかペットの肖像画家に。57歳で熟年離婚。現在はフリーペーパーのコピーライターをしながら、オーダー絵画の制作に勤しんでいる。着物好き、アート好き、美しいものが好きな1957年生まれ。

墨絵&日本画 梨水
http://risui-sumie.sakura.ne.jp/wp/

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