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お酒好きなウナタレのサンクチュアリ98WINEs

何を隠そうタレ子がお酒を飲むように(本格的に)なったのは30歳を過ぎてから。遅咲きが故のお酒にまつわる失敗談はたくさんある・・・が、ウナタレともなるとお酒の飲み方や好みもこの15年くらいでだいぶ更生してきた。

「雨の慕情」をBGMに酔うために飲む酒から、美味いつまみをアテに美味しいお酒をそこそこ嗜む。人生半ばにしてようやく“大人”になってきた、私、ウナギタレ子。アラフィフ。

更年期も相まって交感神経優位のタレ子にとってお酒は、強制的に副交感神経にスイッチングしてくれる癒しの存在なのだ。

中でも大のワイン好き。最近は、国内のワイナリーにちょこちょこ赴くようになった。

テロワールというその土地の風土や空気の中で培われたワインに思いを馳せながら、その蘊蓄を聞くのも大人の醍醐味。日本ワインはちょっとね・・・なんて言ってた数年前の自分を恥じたい。

いきなり始まった「タレ子・タレ美のウナタレコメン」盛りもせず下げもせず、正直者の忖度なしのオススメをご紹介!

さて、今日はアルコール好きなウナタレなあなたに前のめりでご紹介したい、大人な「ワイナリーステイ」について。

都内から車でひょいっとで行ける山梨県甲州市にある98WINEs。ワイナリーステイですから、ワイナリーがある場所にステイする訳です。チェックインするとすぐに案内されるのが「木の棟」と呼ばれるダイニングスペース。通されるとすぐに、「ね?飲むよね?飲まないなんて選択肢はないんだけどもさ」と言わんばかりに98WINEsで造られたワインがグラスに注がれて出される。目の前はドヤ顔の富士山。夕飯の胃袋のことを気にかけながらもチビチビといただく。

私も昔はこんな風に透き通ってたのかなー・・・

お世辞抜きに本当に美味しい。語彙力なくて表現できないのがもどかしい、川島なお美を憑依できたのなら・・・。生まれたての赤子のようなピュアで邪念がない、飲めばエナジーももらえそうな味、とでも言うのだろうか?実際、亜硫酸や防腐剤を使ってないから本当にキレイ。翌日も全然、お酒が残らず、頭が痛くならなかったのも大きな収穫。

ここで造られるワインは、甲州とマスカット・ベリーAという品種の2種。実は、泡好きのタレ子としては内心、スティルの白と赤しかないのか・・・と若干、気分が落ち・・・なんて一瞬でも思った自分を猛省したい。ヴィンテージによって全く別物って感じるくらい変化する98Winesのワインはエンドレスに飽きずに飲めてしまうほど。

それもそのはず。オーナーの平山さんの「哲学」がぎっしり詰まっているのだから。オープンマインドでユーモアたっぷりなMr.ウナタレなこのお方こそ、ここ98WINEsのオーナーで醸造家の平山繁之さん。

周りを惹きつける魅力に溢れるオーナーの平山さん

元々はフランスで画家を目指していたという異色の経歴の持ち主。その後、80年代初頭からメルシャンや勝沼醸造などで醸造責任者を務め、現在もワイン造りを続けながら環境問題への取り組みを行なっているのだ。

気さくな人柄の平山さん自らが案内してくれるワイナリーツアー、これが、もうね、最高だった。一泊2人で10万円くらいと決してお安くはない宿泊代だけど、彼の哲学が聞けただけでもうその価値あるなって思った。いろんな味を注ぎ足してきたウナタレマダムにはぜひとも一度、逢いに行って欲しいわ。

この日も平山さんの話を聞きたいと大手飲料メーカーの役員さんご一行と都内の某ホテルの社員たちが勉強のために訪れていた。惜しみなく次の世代に伝播していくMr.ウナタレ、天晴れだわ。

ワインは“場所文化のお酒”、そしてビールは“文明のお酒”(はい、ここ、テストに出るよ!)

「何もしなくても優れたものが生まれるのが文化。いい場所さえあれば何もしなくても美味しいワインはできます」と平山さん。一方、「技術で補って完成するのが文明のお酒でビールや日本酒がそれだ」という。この話だけでワイン1本、空いちゃうわ。

さらに驚くなかれ。実は、その“文明のお酒”もここで味わえちゃうのです。ホテルに併設された「98BEERs」!ビールのブルワリーです。ハイ、きたー!!飲兵衛たちの楽園だよー。

宿泊する部屋の窓からなんとブルワリーが見えるのだ!贅沢!

天国が こんな場所なら 何度も行きたい(字余り)

「泊まれるブルワリー」の期待を裏切らないどころか想像の斜め上をいくおもてなし。しかも、このビール、なんとフリーフローなんです。ここ、大事なところなんでもう一回、太字で言っておきますね、「フリーフロー」!!

醸造工程を眺めながらいただけるビールたち

ディナーはウナタレの胃袋にも優しい「蕎麦懐石」

正直、フレンチのフルコースってきつくない?いや、好きですよ。でも、身体が受け付けないの。翌日、だるいの。・・・そんなウナタレマダムに朗報です。ここ98WINEsのディナーはワインが主役の蕎麦懐石なのです。

これ、蕎麦粉のクレープを使った一品。

旬の食材を生かした蕎麦をベースにしたお料理の数々。だから翌日も胃もたれせずにスッキリ。この蕎麦懐石もツッコミどころが全くないほどに秀逸!そして、期待をいい意味で裏切る料理の数々。

蕎麦飯の海苔巻き

ほら、私たちってなんだかんだ言って頑張ってきたじゃない、生き急いできたじゃない?いろいろ注ぎ足していい味出してきたじゃない?だからこそ、ちょっと立ち止まって今に感謝する・・・こういうのをマインドフルネスっていうのかな?一口、一口、美味しいなー、ありがたいなー、幸せだなーって八百万に感謝するひととき。

はぁー・・・これ、書きながらまた98WINEsに行きたくなっちゃった。1日2組限定なのでだいぶ先まで予約で埋まっているのでご注意を。でも、みんなが行き始めたらタレ子が行けなくなっちゃうから程々にオススメしとくわ。

頭の中のWi-FiをOFFにして自分を労わる時間。私たち頑張ってきたもんねーそう言い合いながらウナタレマダムたちと肩を叩き合いながらワインを嗜む・・・そんな時間をつくってもバチなんて当たらないよね?

ウナギタレ子タレ美


[この記事を書いた人]ウナギタレ子・タレ美(Taleko/Talemi)

加齢応援マガジンUNATALE編集部 
姉のタレ子1972年生まれ、妹タレ美1973年生まれの更年期姉妹。
夜な夜な子供部屋で聴いていた「オールナイトニッポン」が今の姉妹の人格形成に影響を与えている。「A面」よりも「B面」、「ゴールデン番組」よりも「タモリ倶楽部」を愛する、根っからの「裏面好き」。SNSには露呈しないウナタレ世代のリアルな叫びを届けたいと日夜、奔走している。
ポリシーは「Your nudge, no tale」(ウナギノタレ)=「理屈こねてないで動こうぜ」

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