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全ウナタレに告ぐ「靴と男に妥協するな」

「靴と男は妥協するな」

東京ラブストーリーの中でさとみが言った台詞。

…子供ながらに衝撃を受けたわ。

「靴と男はそのうち合うようになると想っても、最初が合わないと結局は合わないものなの。だから絶対靴と男を選ぶときには妥協してはだめ!」

はい・・・ウナタレともなるとその真意が痛いほど沁みます。

「男性選び」については・・・今回は割愛するとして、「靴選び」には苦い思い出が数多くあるもの。

しかしながら、「Ms.外反母趾」の称号を持つ私の足にシンデレラフィットした夢のような靴と出逢ってしまったのです。

妥協しまくりの靴人生

こんにちは。ウナタレ編集長 近藤洋子です。「女たるもの」バイアスが横行していた時代、小学6年生ですでに足のサイズは24.5㎝、大学生にもなると「25センチの大足✖️外反母趾」という見事なほど悩み多き足になっていた私。

ボーリングに行くもんならば、異性の目を意識して、敢えて「23.5センチのシューズ」を借り、ヨロヨロしながら思うようなスコアが出せない大学時代。・・・「中国の纏足(てんそく)」ってこんな感じだったんだろうな、と大陸に想いを馳せてたっけ。

スタイルよく見せたいとヒールのある靴を選んでも、帰路につく頃には痛みに我慢ができず、何度、靴を脱いでバス停からの道のりをペタペタしながら帰ったことか。

更年期の腰痛肩こり、首こりも相まって気づけばここ何年もの間、ヒールのある靴はおろか、デザインの良さで靴を選ぶことはなくなっていた。

「靴の中で足が泳ぐくらいの、まぁまぁのデザイン」。塩梅を選ぶ日々。それしかないし、それでいいんだ。・・・でも、本当にいいの?さとみの言葉が脳内でリフレインする。

全ウナタレの声が集結した神靴!fitfitフレックスヒールサイドゴアブーツ2

一般的に、7cmヒールは脚をもっともキレイに見せるらしい。実は、かくいう私も、とある海外のハイブランドの7cmヒールを一足だけ持ってます。

鏡に映るワタシの足は「え?萬田久子?」と一瞬、見間違うほど、シュッと伸びた足になれる・・・が!残念ながら室内履き限定。だって、すぐに足が痛くなっちゃうんだもん。

観賞用のみの憧れの7センチヒール。究極の贅沢、もとい散財。

各種靴メーカーも頑張っていらっしゃる。(誰目線よ)ヒールはあるけど、歩きやすい靴がたくさん出てます・・・はい、いろいろ、試しました。でもね、どれ一つとして満足のいく靴ってなかったの。

そんな中、一筋の光明が。機能とデザインの両方を叶えてくれる「本気」と書いて「マジ」と読む、足のトラブルに悩む全ウナタレに前のめりで紹介したい靴と出逢ってしまったのです。

ウナタレの皆さんは、外反母趾にも優しいブーツやパンプスの通販fitfitというブランドはご存知でしょうか?

聞けば、創業者自身が外反母趾に悩みながら、自身の足に合う美しい靴に出会えなかった経験から、 自身で靴のブランドを立ち上げたことが始まりというじゃないですか。いや、本気(マジ)だね。

今回、私が試したのは、あの鬼門とも言える「7㎝ヒールのブーツ」

「いやいや、7㎝ヒールだけは勘弁してくださいよ」というワタシの心の声が聞こえたかどうかは定かじゃないけど、足を入れるとその不安は一掃された。

靴の中はもっちりとした感触で私の足を優しくホールドしてくれて、そこに彦摩呂がいたら「足のマシュマロ包みやぁ〜」って言うのかな?そのくらい履いていて気持ちがいい。

しかも、懸念していた7㎝ヒールは、え?これ、7㎝もあるんでしたっけ?って何度も確認しちゃうほど。・・・え?なんで?なんでなの?

開発者の方曰く、しっかりと踵に重心がのるようにヒールの位置をこだわりまくり、ソール前方部分の接地面を後方に広く取ることで、安定性抜群なんだとか。

前方部分も程よく底上げしているから体感としては、4.5センチほどのヒールの感覚なんだそう。4.5㎝か、うん、イケるわ。高さを感じないし、大袈裟じゃなくスニーカーと同じくらいスタスタ歩けちゃうから自分でもびっくり。

そして、重要なのがデザイン。いくら機能がよくってもシニア向けなのはちょっとね・・・いや、紛れもなくシニアなんだけどさ。

でも、このfitfitのフレックスヒールサイドゴアブーツ2ときたらよ、足首は程よくキュッとしまって見えるので、とにかく履き姿が美しい。カジュアルはもちろん、スカートやちょっと綺麗目のパンツにも似合ちゃうからヘビロテ必至。

そういえば、サイドゴアブーツ ってもともとは英国ヴィクトリア女王のために考案されたブーツだったとか・・・昔、ラジオの取材で聞いたっけ。

「女王のために考案された、フォーマルブーツ」そのルーツを見事に再現したかのような機能とデザインが両立したブーツ。5年もの歳月をかけて開発されたと聞いて納得のお品。

忘年会やらクリスマス、お正月に新年会・・・ウナタレな皆様におかれましても何かとお洒落をして出かけしたい季節。汎用性の高いカラー展開で秋冬コーデにも合わせやすい1足なので、ぜひ、一度、試して欲しいものです。

ウナタレ世代だからってヒールを諦めちゃうなんてもったいない。靴に妥協しまくりだった人生にようやくピリオドです。

「素敵な靴は、あなたを素敵な場所へと連れて行ってくれる」

私、これからどこに行っちゃうんだろ。来年が楽しみですわ。

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