今年の雛祭りはメルヘンなちらし寿司で
まもなく桃の節句、ひな祭り。
「お雛様を早く片付けないとお嫁に行き遅れるよ!」・・・と、何気ない母のセリフに幼いタレ子は動揺したものですが、今なら言える。「嫁に行くことが唯一の幸せではない」ということを。
こんにちは!ウナタレ編集部ウナギタレ子です。
まぁ、そんな屁理屈はおいといて、3月3日の「ひな祭り」は、女の子の健やかな成長を願いひな人形を飾ってお祝いをする日。ウナタレ世代も女の子?!いや、むしろ、ウナタレこそ、ここからの「健やかな成長」と言いますか、「健やかな人生の後半戦」を祈るべきでありますね。
そんなひな祭りには定番の料理、といえば、そう!ちらし寿司!!
ちらし寿司は、さまざまなお祝いの日のごちそうとして食べられる料理ですよね。具材には、長寿の象徴である「えび」、見通しがよくなる「れんこん」金銀を表す「錦糸卵」・・・っと、縁起の良いものが使われて、彩り華やかな見た目が、女の子の節句にぴったりな定番メニュー!
とはいえ、結局、いつも”サブちゃんのちらし寿司の素”に頼ってマンネリになりがち。今年の雛まつりは脱マンネリ!華やかで子供も大人も気分が上がる、オサレーな、ちらし寿司はいかがでしょう?
・・・ということで、今回も料理研究家むらきじゅん先生に教えてもらいました。むらき先生、どうぞよろしくお願いします!
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はい!お任せください。いつも結局、同じような感じになってしまうちらし寿司。ちょっとだけ形やデコレーションを変えるだけで気分も変わる、そんなちらし寿司を今日はご紹介しますね。
と言ってもも今日は「レシピ」ではなく、形とデコレーションのみ。どこのお家にも必ずある、「サラダボウル」を使ってドーム状にしていきますよ。
こんもりしたフォルムにするだけで印象がだいぶ変わります。そして、デコレーションの肝はスモークサーモンと甘酢漬けの生姜をクルクルっとしたお花たちとスナップエンドウ、そして、海老です。
酢飯の間にアボカドスライスととびこを挟んでます。
アボカドの上にも酢飯を重ね、ラップして上から重石を乗せて1時間くらい冷蔵庫で置いてくださいね。
ちなみに酢飯は1.5合分くらいです。
今回は、何も入れてないですが、 炒りごまや海老、レンコンなどを入れてもOK!デコレーションのお花は、スモークサーモンと甘酢漬けの生姜を重ねて丸めて爪楊枝で固定しただけ。
簡単だけど華やかな、女の子のお祭りならではのちらし寿司。ぜひやってみてくださいね!!
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丸いドーム状にするだけでだいぶ印象も変わりますね〜。これ、子供だけじゃなく、大人の女子会?にも良さそうだわ。
・・・さて、そろそろ我が家も雛人形、出さなきゃ。そして、ゆっくり仕舞おう。
娘よ、そんなに急がず嫁に行かなくてもいいのだよ。母、寂しくなっちゃうからね。
[この記事を書いた人]むらき じゅん
料理家(ELLE gourmet 公認料理家)・フードクリエイター・食空間デザイン&スタイリスト パリ・リッツエスコフィエにてキュイジーヌのディプロマを修了後、自宅キッチンスタジオにて料理教室を主宰。美容食学とスーパーフードを学び、現在は主に雑誌やメディアなどへのレシピ提供、企業のレシピ開発、フードスタイリング、テーブルスタイリングなどを行う。
■むらきじゅん公式サイト【Super Beuty Recipes】
https://superbeautyrecipes.com/
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