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大人の推し活は果てしなく楽しい

純烈をなめてた

録画していた純烈の情熱大陸を見た(なんで録画したんだろ?)
彼らはすごい。意味わかんない。
レコ大と紅白の常連なのに、まだドームライブできていなくて、普段のライブがスーパー銭湯とホテルの大広間。そんなアーティスト他にいる?

純烈ファンであるご年配女性の言葉が痺れた。

「母でも妻でも女でもなく、乙女にさせてくれる存在」

それだ。間違いなくそれだ。

私もいま、小学5年生女子のまなざしで推しを見つめている。

ハウルのソフィーみたいな

まなざしは小5だけど、眼力は年相応というか年相応以上なので
単に「顔がいい」「背が高い」「ダンスがうまい」「トークが面白い」くらいでは興味を持たない。見つめているのは人間性。こわ。

私の推しはSixTONESのジェシー(ジャニーズ)なのだけど、最初はバラエティに出ている彼を見て呆れていた。死ぬほどつまんない。つまんないギャグ言う人苦手。一般人でも芸能人でも。

どれだけ滑っても、めげずにボケ倒すジェシーにMCのさっしー(指原)が言った。

「自分のVTRを見ているとき、真顔すぎて怖い」

自分が面白いことを言えないのは百も承知で、それでもなんとか爪痕を残そうと必死に頑張っているのだ。エライ。涙ぐましい。
アイドルって売れるために必死にならなきゃいけない稼業だったんだ。
ジャニーズ一強ではないしね。ボーイズグループ戦国時代。

そこからTikTokとYoutubeで過去動画を見漁り、ジェシーが小学生のときにジュニア入りして、デビューまでに14年かかっている苦労人だと知り、見事に沼落ち、FC入会。

(補足1)SixTONESもSnowManもそんな苦労人が大勢いるグループです
(補足2)SixTONES=ストーンズと読みます

解像度と視点が違うから面白い

子供の頃も、日本に生まれた女子の通過点として、ジャニーズのアイドルにはまっていたけれど、大人になってからの推し活のほうが、俄然、面白い。
ちなみに私は「事務所推し」でもあるので、事務所まるごと詳しい。

小5の私では気づけなかったことが山ほどある。

2006年SMAP公開処刑の残酷さ。
SixTONESやSnowManよりも人気のあったジュニアグループの退所。
タレント業をスッパリやめて、3組のグループをCDデビューさせた、辣腕タッキーの突然の退職。
キンプリメンバー3人の退所。

King & Princeのファンが騒いでいる。

「あんな説明動画(FC会員向け)絶対に事務所に言わされている!」
「紫耀くんの様子がおかしすぎる!」

2016年SMAP騒動のときと同じことが行われてるのではないかと、みんな騒いでいるわけです。
担当じゃない私が見たって、平野紫耀の様子がおかしいのは一目瞭然だから、そりゃあファンは居てもたってもいられない。心中お察しします。

小5では持ち得なかった、ビジネス的観点。
そして、20代後半〜30代前半の彼らの胸の内を推察し、思いを馳せてしまうのは、自分も人生でそれなりの辛苦を味わってきたから。

毎日を生き抜くための燃料

マネジメント職で、めちゃめちゃ仕事のできる、ジャニオタの友人。
仕事が出来過ぎるがゆえに、しょっちゅう異動させられている。
どこに行っても、常に現場の長として立ち振る舞う彼女の精神的ストレスたるや。
部下のやらかしも、理不尽なハードクレームも、最後はぜんぶ彼女にのしかかる。

彼女はいつも推しの仕事量やこれまでの苦労に思いを馳せている。
いないんだろうな、身近に。
自分よりも大変な仕事をしている人が。
自分より遥かに大変そうな人を追いかけて、私もまだまだやれると鼓舞したいんだ、私たちは。

「いつも元気をもらっています」

こんなダサい表現ないと思うんだけど、でもこれ以外に言いようがない。

この友人が東京ドームライブに参戦したとき、完全に舞い上がっているLINEが送られてきて、ファンってみんなこんな感じなんだろうなーと、グループ名+東京ドームでTwitter検索してみた。

当たり前だけど、そこには「元気をもらいに行く人」がたくさんいた。

「昨日は介護で徹夜だったので、少し仮眠を取ろうと思ったけれど、興奮しすぎて寝付けないので、このまま参戦します!」

「介護」が仕事なのか、身内の介護なのかわからないけれど、多くの人に元気を与える「推し」という存在の尊さよ。

推しの見つけ方

ライダー俳優オタクの友人が言う。

「推しのいない生活なんて考えられない」
「うちの娘たちは、推しがいないみたいなんだけど、そんな人生、一体なにが楽しいのだろうか?」

なんて偏ったお母さんなんだ。でもわかる。
私も去年の夏に推しを見つけてから、趣味がひとつ増えた感じで、毎日が楽しくなった。

まわりには、推しを見つけられずにいる人も。

「前は○○にはまっていたんだけど、担降りしたあとは誰にもはまれていない」

誰かを好きになるのは理屈じゃないので、推しとの出会いは、ある日突然、恋に落ちるみたいなものなのかも。

どうやったら見つかる?

「いい歳して、ジャニーズのグループを追いかけて恥ずかしい」

そういう固定観念を捨てるところからなのかな。

正直に言うと、私はずっとバカにしていました。
いい歳して、、、現実逃避?
と、アイドルや俳優やライダーに熱を上げる友人たちを、呆れた目で見ていました。

ごめん、バカは私だった。
こんなにも楽しい世界が無限に広がっているなんて。

いま、職場のスト担仲間からLINEがきた。デビュー時からのSixTONESファンでジャニオタ。

ひとみちゃん「SixTONES表紙のananとGQ Japanいります?私、3冊持ってるので1冊あげます」

わたし「え、見たい見たい。学校でエロ本借りるくらいコソコソすると思うけど見たい!」

ひとみちゃん「(菊池)風磨が脱いだananは定期的に見ていて、あれはもうエロ本ですねw」

・・・くだらない。くだらなすぎて最高。
仕事全部放り投げて、ひとみちゃんと無限にストの話をしていたい。

これを読んでいるみなさんにも、素敵な推しが現れますように。

ソフィーになるのは楽しいんだ。ホントに。

satochan


[この記事を書いた人]さとちゃん(SATO-CHAN)

1973年早生まれ ウェブまわり仕事のフリーランス、ブロガー
オーシャンビューな部屋で猫とふたり暮らし
性格→意地悪
茅ヶ崎カーストについて赤裸々に書きすぎて炎上したブログはこちら
https://ouchigohan.club/chigasaki/3121

◆コラムの感想やコラムニストへのメッセージはウナタレ 「友の会」コラムニストの部屋にて。
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